6月7日に名古屋市中区栄のホテル「ハグハグ SAKAE II」で栗田尚通さんが亡くなった事件で、美人局の犯行グループ3人が全員逮捕されました。
事件発覚当初は栗田さんとホテルに入室した19歳女性、絞⚫︎した実行役の加藤伶音容疑者の存在が明かされていましたが、12日、指示役の波多野佑哉容疑者(23)が新たに逮捕されています。
今回の美人局計画を企てたのは波多野佑哉容疑者と報じられており、加藤伶音の顔が公開されたことからネット上では「波多野佑哉の顔写真は?」「インスタやfacebookなどSNSから特定された?」「生い立ちや学歴は?」など犯人像について疑問の声が殺到しています。
この記事では、波多野佑哉容疑者のプロフィール情報や兄との習い事エピソードなどの生い立ちや家庭環境の背景を整理することで、闇バイト型犯罪のリーダーに至るまでの過程を考察します。
この記事を読んで分かること
- 波多野佑哉容疑者の顔写真・SNSアカウント特定情報
- 波多野佑哉の自宅住所、両親、家族などのプロフィール情報
- 小学校や中学校など学生時代など生い立ち
- 19歳少女・加藤伶音との関係図
- 波多野佑哉の量刑

最新情報追記
- 6月13日、送検時の波多野佑哉容疑者の顔画像が公開されました
波多野佑哉の顔写真が特定?Facebook・インスタ・XなどSNS情報
波多野佑哉容疑者の逮捕が報じられて以降、SNS上では「顔写真はインスタやXから判明した?」「過去の空手大会の記録写真が本人?」といった投稿が相次ぎました。
この背景には、事件当初より「捜査上の支障」が理由で犯人の実名・顔写真の公開が遅れたことで、ネット上では「被害者の実名や住所は公開されて、なぜ犯人は公開されないのか?」と不満が溜まったことで特定行為が加速したと考えられます。
ただし、ネット上では波多野佑哉容疑者の顔写真として、2013年「第2回東海カップジュニア空手選手権大会」結果記録に掲載されている同姓同名の人物の顔写真が拡散されています。

大会記録と波多野佑哉の情報比較
比較項目 | 大会記録(2009年/2013年) | 波多野佑哉容疑者(推定2002年生まれ) | 一致状況 |
---|---|---|---|
名前 | 波多野佑哉 | 波多野佑哉 | 一致 |
地域 | 所属:己道会(愛知県春日井市瑞穂通3-27) | 住所:春日井市乙輪町(報道より) | 同一市内の道場通いと一致 |
競技歴 | 空手(ジュニア大会) | 小学生時代に空手をやっていた証言あり | 一致 |
2009年大会(小2〜3年部門) | 優勝(年齢7歳、小2) | 2009年時点で7歳・小2 | 年齢・学年一致 |
2013年大会(小5男子−35kg級) | 3位(2013年1月開催) | 2013年1月時点で小学5年・10歳 | 年齢・学年・開催日が一致 |
この他にも、波多野佑哉容疑者の顔写真特定の動きの中には、確定情報ではない同姓同名の「X」のアカウントや波多野佑哉容疑者と結びつける動きも出てきています。
現段階で確認できる波多野佑哉のSNS特定状況は以下です。
波多野佑哉のSNSアカウントを整理
同姓同名アカウントの確認 | |
X | 顔写真付きの同姓同名アカウントが存在するも本人とは断定できず |
Instagram(インスタグラム) | 同姓同名アカウントなし/別名義で使用していた可能性 |
また、今回の美人局事件で波多野佑哉容疑者は指示役を担っており、今回逮捕された19歳女性は波多野容疑者の知人であり、他の男性からも金品を盗んでいた余罪の可能性が高いことが報じられています。
最新情報追記
6月13日、送検時の波多野佑哉容疑者の顔が報道によって公開されました。

今後、共犯の19歳女の顔写真が公開され次第、追記します。
波多野佑哉のwiki風プロフィール|自宅住所・両親・家族構成を整理
名古屋市栄ホテル美人局事件の「指示役」として逮捕された波多野佑哉容疑者ですが、報道では無職・職業不詳とされています。
また、少年期には空手道場に所属し、兄とともに習い事に通っていたという生活ぶりが近隣住民から証言されています。
ここでは、闇バイト型犯罪を企てるリーダー格の人物像を掘り下げるために、波多野容疑者の実家の地域環境や父親・母親・兄弟などの家族構成をプロフィール情報を整理し、事件に至る家庭背景や育ちの変化を考察します。
波多野佑哉のwiki風プロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
本名 | 波多野佑哉(はたの ゆうや) |
年齢/生年月日 | 23歳(2002年生まれ) |
国籍/ルーツ | 日本/愛知県春日井市出身 |
学歴 | 小中学校は地元学区、高校・大学への進学は不明 |
職業/勤務先 | 職業不詳(無職の可能性が高い) |
家族構成 | 父親、母親、兄が1人(近隣住民の証言より) |
両親の職業 | 非公開 |
実家住所(自宅) | 愛知県春日井市乙輪町3丁目 |
過去の習い事 | 幼少期に兄と空手道場へ通っていたとの証言あり |
波多野佑哉の自宅の近隣住民、そして知人の証言から、波多野容疑者には兄が1人おり、子どものころは兄弟2人とも空手を習っていたことが分かります。
一方で、事件当時の波多野容疑者は「職業不詳」とされており、就労実態がなく、報道内容からも現在も実家で親と同居していたと見られることがわかっています。
また、近隣住民の証言でも「最近はエレベーターや駐車場で会うだけ」とされており、近所付き合いもほとんどなかったことがうかがえます。
さらに、SNS上での発信や友人関係の痕跡がほとんど確認されていないことも、孤立傾向を示す材料のひとつです。近年増加している「若年無職層による闇バイト型犯罪」との共通点も見逃せません。
波多野佑哉の生い立ちとは|出身小学校や中学校はどこ?
波多野佑哉容疑者は小学校の時に空手を習っていたことが報道されており、大会情報から入賞などの実績を残していた可能性が指摘されています。
一方で、中学以降の生活や交友関係については不透明な部分も多く、知人からは「やんちゃだった」との証言があったことでネット上では「中学生から素行不良が始まったのでは?」との声も上がっていました。
ここでは、波多野佑哉容疑者の出身小学校・中学校名の特定状況とともに小学校〜中学時代の生活背景を時系列で整理し生い立ちを多角的に考察します。
小学生時代
まず、出身小学校についてですが、報道によれば波多野佑哉容疑者の住所は「春日井市乙輪町3丁目」とされています。
そして、近隣住民が「昔は兄と習い事に通っていたが、最近は駐車場やエレベーターで会うだけ」と証言していることから、波多野容疑者の実家の住所は報道と同じと推測できます。

また、波多野容疑者と同姓同名の人物が春日井市内の空手道場「己道会」に所属していた記録があり、2013年に開催された東海カップジュニア空手選手権大会(小5男子−35kg級)で3位入賞という実績を残しています。
この大会の記録に記載された選手の年齢・学年・地域ともに波多野容疑者と一致しています。
中学生時代
次に、波多野容疑者の出身中学校についてですが、「春日井市公式ホームページ」に記載されている学区リストによれば「春日井市立東部中学校」出身であった可能性が指摘されています。

中学以降の生活については詳細な報道がなく、近隣住民の証言にも「最近はエレベーターで見かける程度」「話す機会もなくなった」とされており、地域社会との関わりが希薄化していった様子がうかがえます。
また、空手の記録は小学校卒業と同時に途絶えており、中学以降は競技生活から離れていた可能性が高いです。
波多野佑哉と19歳女・加藤伶音の関係とは?美人局構図を図解で考察

今回の事件で最も注目されているのが、波多野佑哉容疑者の“実行役”ではなく指示役としての関与です。
報道では、波多野容疑者が加藤伶音容疑者(20歳)と19歳の少女を引き合わせ、金品を脅し取るように指示していたとされています。
推測される指示役に徹した目的
物理的リスク回避 | 殺害現場にいなければ強盗殺人の実行責任を免れやすい |
収益分配の主導権 | 奪取した金品を取りまとめるポジション |
闇バイト組織モデル | Telegram等で上位者が「案件」を流す典型構図 |
美人局型犯行における「指示役」の典型パターン
役割 | 内容 | 本件における該当者 |
---|---|---|
計画立案 | 実行役を手配し、金銭目的で動機づけ | 波多野佑哉(23) |
誘導係 | 被害者をホテルや密室に誘導 | 19歳少女 |
実行犯 | 被害者に対し暴行・脅迫を加え金品奪取 | 加藤伶音(20) |
波多野佑哉の罪名・量刑はどうなる?判例から比較予想
では、栗田尚通さんが亡くなった美人局事件の指示役として逮捕された波多野佑哉容疑者にはどのような罪名・量刑が課せられるのでしょうか。
ここでは、現時点で想定される主要な罪名と、その量刑の重さについて、刑法上の規定と過去判例をもとに比較・検証していきます。
想定される主な罪名と法定刑一覧
罪名 | 法律条文 | 想定される立件理由 | 法定刑 |
---|---|---|---|
恐喝罪 | 刑法第249条 | 金品を脅し取るよう共犯に指示 | 10年以下の懲役 |
強要罪 | 刑法第223条 | 共犯者への犯行実行命令・圧力 | 3年以下の懲役 |
強盗予備罪 | 刑法第237条 | 強盗計画に加担・準備段階 | 2年以下の懲役 |
殺人教唆 | 刑法第61条×第199条 | 被害者が死亡した結果の指示責任 | 無期または5年以上の懲役 |
※いずれも共犯・教唆犯としての加重適用の可能性あり
「教唆犯」に対する裁判の考え方と量刑傾向
刑法第61条では、「他人を教唆して犯罪を実行させた者は、その犯罪の刑に処する」と定められており、実行犯と「ほぼ同等の責任」を問われるのが原則です。
特に本件のように被害者が死亡している場合、以下のような適用が現実味を帯びてきます。
- 殺人の教唆犯:無期懲役または5年以上の有期懲役
- 強盗殺人の教唆犯:死刑または無期懲役
ただし、波多野容疑者が「殺意」までを持っていたか、または「死亡の可能性を想定していたか」については、今後の供述や証拠開示によって判断が分かれます。
波多野容疑者は「実行していないから軽い」という法的な穴を利用して指示役に回ったと考えられますが、致死結果が出れば教唆でも重罰は不可避です。
まとめ
この記事では、ホテル「ハグハグ SAKAE II」で起きた美人局事件の指示役である波多野佑哉容疑者の顔写真・SNSなどの特定状況を整理し、学歴・家族構成などのプロフィール情報から生い立ちを考察しました。
現段階で、波多野佑哉容疑者の顔写真は公開されておらず、facebook・X・インスタグラムなどのSNSアカウントも特定されていないことが分かっています。
また、小学生時代は空手大会で入賞し、家庭の教育支援が伺える一方、中学以降の孤立・非行傾向、空手からの離脱、そして無職状態と実家への経済的依存の継続という背景から、社会との接点を失なった生い立ちだったと言えます。
また、ローリスクを狙って指示役として犯行を繰り返していたと考えられますが、犯行の構図そのものを作った張本人とされており、刑法上は実行犯と同等、もしくはそれ以上の重責が問われる可能性も否定できません。
今後の量刑の判決に注目です。



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