白石隆浩死刑囚の最後の言葉は「感動した」？実家・家族・親族のコメントも整理して考察

2017年に神奈川県座間市で9人の命が奪われた「座間9遺体事件」の犯人・白石隆浩死刑囚に対して、2025年6月27日、死刑が執行されました。

事件から8年、SNSでは「最後の言葉は何だったのか」「家族や実家の反応は？」「悔いはあったのか」といった疑問が急増し、注目を集めています。

この記事では、死刑執行当日までの白石隆浩の発言、家族・実家の現在、そして死刑囚としての終焉に至る経緯を詳細に整理・考察していきます。

この記事を読んで分かること

白石隆浩の死刑が執行｜事件を時系列で整理

2025年6月27日、9人を⚫︎害した白石隆浩死刑囚の死刑が執行されました。

事件はSNSで自⚫︎願望を持つ若者を狙うという異質かつ現代的な手口で行われ、法制度やメディア、ネット社会のあり方にも深い問いを突きつけました。

ここでは、事件発覚から刑の確定、執行までの流れを整理します。

白石隆浩死刑囚の事件を時系列で整理

時期	内容
2017年8月頃	SNSで「自⚫︎願望」を投稿していた女性と白石が接触、最初の犯行へ
2017年10月30日	警視庁が座間市のアパートで9人の遺体を発見し、白石を逮捕
2020年12月	東京地裁立川支部で死刑判決。「計画的かつ身勝手」と断罪
2021年1月5日	白石が控訴を取り下げ、死刑確定
2025年6月27日	東京拘置所にて死刑執行

この事件では、「自⚫︎願望者を狙う」「SNSで接触する」「⚫︎的・金銭的欲望を同時に満たす」などの要素が重層的に絡み合っており悪質性が極めて高い事件の例であると考えられます。

今回、死刑が執行された白石隆浩容疑者ですが、ネット上では「最後の言葉は何だったのか？」と話題になっています。

これまで、記者や弁護士に対しても反省の色を見せない発言が話題になっていたため、死刑直前に何を話したのか？という点に注目が寄せられていると考えられます。

ここでは、白石隆浩のこれまでの発言内容を整理しつつ「最後の言葉」の内容を考察します。

拘置中の発言（2019〜2020年）

発言内容	当時の状況
「絶好調です」	2019年の面会時、記者に笑顔で対応。反省の色は見られず、事件に関する質問には冗談めかして語った。
「事件を思い返すこともない」	事件への内省や苦悩はほぼ皆無。精神的な距離感を自ら保っていた可能性も。
「3万円くれたら全部話しますよ」	事件の証言を求める記者に対して発言。
「執行まで長くかかるなら資金をためたい」	死刑囚でありながら、執行猶予期間の“経済的生活”を見据える発言もあった。

法廷での発言（2020年）

「速やかな刑の執行で償いたい」	最後の被告人質問で発言。ただし、これは「控訴せずに終わらせたい」という手続き上の希望に近く、悔悟の表現ではなかった。
「母親のことで頭がいっぱい」「家族とは一切連絡がない」	面会や手紙などがなかったことに対して発言。母親に対しての想いが強いことが分かる発言がしばしばあった。
「被害者への謝罪は？」「そういうのはないですね」	遺族・被害者に対する一切の謝罪を拒否。後悔を「一部に対してはない」と語る。

これまでの発言内容から、一切の反省がないことが伺えます。一方で、自ら母親のとの思い出を語ったり「母親が心配している」と言う被害者に対しては家に帰ることを許していたりと、「母」に対する強い思想があったと考えられます。

以上が、これまでの白石隆浩死刑囚の発言内容ですが、これらを踏まえて、一体、「最後の言葉」にはどのような発言が語られたのでしょうか？

現時点で、白石隆浩容疑者の発言内容が確認できる「最後の言葉」は以下となっています。

死刑執行直前の発言（2025年6月24日）