2025年6月8日に行われた世界前哨戦とされる那須川天心 vs ビクトル・サンティリャンの一戦で、試合中に見せたカエルパンチこと「カエル跳びアッパー」がSNSで大きな注目を集めています。
元ネタは人気ボクシング漫画『はじめの一歩』の“青木の必殺技”とも言われており、実際にそれを彷彿とさせるトリッキーな動きがリング上で披露されました。
試合後には「カエル跳びアッパー初めて見た」とSNSでも驚きの声が上がっています。
この記事では実際の那須川天心の「カエル跳びアッパー」の動画とともに元ネタや今後の那須川天心選手の動きを考察します。
この記事を読んで分かること
- 那須川天心が6月8日のビクトル・サンティリャン戦で見せたカエルパンチの動画
- 元ネタとされる技の解説
- SNSの反応まとめ
6月8日 那須川天心がビクトル・サンティリャンに勝利
2025年6月8日、東京・有明コロシアムで行われたWBA世界バンタム級1位・那須川天心(帝拳)は、同級6位ビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国)とのノンタイトル10回戦に臨み、3-0(100-90×2、99-91)の判定勝利を収めました。
プロ転向から7戦目となった「世界前哨戦」の今試合では、WBA世界王座挑戦へ向けた“最終テストマッチ”として位置付けられており、那須川選手は見事そのハードルを突破。
試合後のインタビューでは「課題は多いが、これが自分の実力。1歩1歩やっていきたい」と、冷静に振り返っています。
那須川天心がビクトル・サンティリャン戦で見せた「カエルパンチ」の動画は?
那須川天心選手が話題のカエルパンチこと「カエル跳びアッパー」を披露したのは、6ラウンド終盤の場面でした。
左アッパーを狙う際、深く腰を沈めると、そこからまさにジャンプするような軌道で一気に拳を突き上げ、相手のあごにクリーンヒット。
このトリッキーな動きにSNSでは「カエル跳びアッパー!」と驚きの声が上がりました。
実際のシーンの動画がこちらです。
通常、アッパーは相手の体勢やガードを見極めながら下から突き上げるパンチですが、ジャンプ動作を加えることで生じる軌道変化は、ディフェンスのタイミングを大きく狂わせます。
また、フェイントの要素も兼ねており、一瞬相手の視界から消えるようなモーションで、意表を突くことが可能です。
とはいえ、リスクもあります。ジャンプによって体が浮くことでガードが疎かになり、相手のカウンターをもらう危険性も。そのため、通常はあまり試合で使われることはありません。
「カエル跳びアッパー」とは?はじめの一歩が元ネタ?
今回、那須川天心選手が試合中に披露したことで話題になっているカエルパンチこと「カエル跳びアッパー」は、漫画『はじめの一歩』に登場する架空の技「フロッグパンチ」が元ネタと見られています。
この技は、主人公・幕之内一歩の仲間である青木勝が使う必殺技として登場。カエルのようにしゃがみ込み、そこから飛び跳ねるように上へジャンプしながらアッパーを放つという、まさに「奇想天外」な一撃です。
一見ふざけたように見えるこの技ですが、現実のボクシングでも似たような動きを試みた選手は存在しています。
特に、元WBA世界ジュニアミドル級王者・輪島功一氏が現役時代に実際に使ったという逸話があり、漫画化にあたってモデルになったとも言われています。
「カエル跳びアッパー」へのSNSの反応を整理・考察
毎試合、話題となる技やパフォーマンスを見せてくれる那須川天心選手ですが、今回の試合ではどのような反応があったのでしょうか。
ここでは、6月8日「世界前哨戦」の那須川天心選手へのSNSの反応を整理し考察します。
まず、最も多く見られたのが「カエル跳びアッパー」を含むプレイイングへの絶賛の声です。

続いて、多く見られたコメントに「パフォーマンスとしての称賛」、つまり、「魅せる視点」からの評価も目立ちました。

また、「カエル跳びアッパー」を知っているファンからはアニメの技を現実で見れたこと、実戦で活用したことへのへの驚きと興奮の声も上がっていました。

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